Anker（アンカー）の757 Portable Power Stationを隅々までレビュー
Anker
757 Portable Power Station
電池容量:
定格出力:
重量:
価格:
1,229Wh
1,500W
19.9kg
169,900円
価格調査日：2022/9/28
皆さんこんにちは、POTADEN.comの管理人です。
こちらの記事ではAnker（アンカー）社から販売されている757 Portable Power Stationについて、スペック概要やどのような家電製品が使えるのか、また同等商品と比較してどのような立ち位置なのかをレビューしていきたいと思います。
- Anker 757 Portable Power Stationの詳細スペック
- Anker 757 Portable Power Stationの画像一覧
- Anker 757 Portable Power Stationで使用できる家電製品
- Anker 757 Portable Power Stationの動作確度
- Anker 757 Portable Power Stationの携帯性
- Anker 757 Portable Power Stationの類似商品一覧
- まとめ
Anker 757 Portable Power Stationの詳細スペック
それでは始めにAnker 757 Portable Power Stationはどのような商品なのか、細かいスペックについてのまとめです。
Anker 757 Portable Power Stationの詳細スペック
- バッテリー
- バッテリー容量：384,000mAh / 1,229Wh
- バッテリー種類：リン酸鉄リチウムイオン電池
- サイクル回数：3,000回
- 本体充電時間（ACアダプタ使用時）：2
- 出力
- AC出力:6口 (110V / 14A / 50Hz/60Hz)
- 定格出力：1,500W
- 瞬間最大出力:2,400W
- 出力波形:正弦波
- USB出力：6
- USBタイプA：4口（5V / 2.4A / 12W）
- USBタイプC：2口（100W）
- 急速充電：PowerIQ 3.0 (Gen2)
- USBタイプC PD：対応
- シガーソケット出力:1口（12.0V / 10.0A）
- DC出力:0口
- AC出力:6口 (110V / 14A / 50Hz/60Hz)
- 入力
- DC入力：対応
- USBタイプC PD入力：非対応
- サイズ・重量
- サイズ(WDH) : 約463×288×237 mm
- 重量 : 約19.9kg
- その他
- 保証期間：18カ月
- 取得認証：
- 動作温度：0℃～40℃
- 充電温度：-20℃～40℃
- 付属品：AC充電ケーブル,ソーラー充電ケーブル,シガーソケット充電ケーブル,カバー,取扱説明書,18ヶ月保証 + 42ヶ月 (Anker会員登録後) ,カスタマーサポート
Anker 757 Portable Power Stationの画像一覧
以下画像はamazon.jpより引用した画像となります。
Anker 757 Portable Power Stationで使用できる家電製品
先ほどAnker 757 Portable Power Stationの仕様をまとめさせていただきましたが、中には
具体的にどのような家電製品が使えるのか気になる・・・
という方もいらっしゃるかと思います。
ポータブル電源のAC電源は出力仕様によって使用できる家電製品変わる為、購入する時点で使用イメージが湧いていることがとても大切になります。
以下表はAnker 757 Portable Power Stationのスペックを元にポータブル電源でよく使われる家電製品がどのくらい使用できるかを割り出したものです。
| 使用時間/充電回数 | 動作確度 | |
|---|---|---|
| スマホ（3000mha） | 128回 | ◎ |
| PC(6000mha)） | 51回 | 〇 |
| 小形扇風機（7W） | 140.5時間 | 〇 |
| 電気毛布(30W) | 32.8時間 | 〇 |
| 省電力ドライヤー(650W) | 1.5時間 | 〇 |
| ドライヤー(1200W) | 0.8時間 | 〇 |
| ヘアアイロン(400W) | 2.5時間 | 〇 |
| 省電力ヘアアイロン(40W) | 24.6時間 | 〇 |
| 小型車載冷蔵庫（45W） | 21.8時間 | 〇 |
| 車載冷蔵庫（80W） | 12.3時間 | 〇 |
| トラベルクッカー（300W） | 3.3時間 | 〇 |
| タケルくん（110W） | 8.9時間 | 〇 |
| ワクヨさん（110W） | 8.9時間 | 〇 |
| 除湿器（150W） | 6.6時間 | 〇 |
| 500W電子レンジ(1000W) | 1.0時間 | 〇 |
※当サイトではAC出力の電源変換率を80％で換算しております。
※動作確度については後ほど詳しく解説します。
こちらでどのような家電製品が使えるのかある程度イメージが湧いたかと思いますが、「日常使用」・「キャンプ使用」・「車中泊使用」の3つのシチュエーションでのAnker 757 Portable Power Stationの使用感も記載しておきます。
Anker 757 Portable Power Stationを日常使用
Anker 757 Portable Power Stationはスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの日用品を複数回充電してもかなりの余裕があります。
そのため、日用品を充電することに対し困ることはないですが、日常的に持ち歩くのは大きさと重さを考えると難しいでしょう。
スマートフォンやノートパソコンの充電のみを考えている方にとって、Anker 757 Portable Power Stationはオーバースペックであることは間違いない為
もしも日常使用をご検討されているのであれば、重量が1kg以下の商品をお勧めします。
Anker 757 Portable Power Stationをキャンプ使用
Anker 757 Portable Power Stationのバッテリー容量は1,229Whありますので、ソロキャンプの場合使い方次第で3～4日程度使用することができるでしょう。
また、1～2日のソロキャンプであれば電気毛布で暖を取りながら除湿器で湿度を抑えたり、一定時間であればポータブルクーラーで涼むこともできる為
プチグランピングと言っても過言ではないキャンプを送ることができるでしょう
さらにAnker 757 Portable Power Stationの定格出力は1,500Wあることから
ドライヤーやそれこそ電子レンジを使うこともできちゃいます！
そのため、普段自宅で使っている環境をそのままキャンプ場に持ってこれるといっても過言ではないのがAnker 757 Portable Power Stationです。
Anker 757 Portable Power Stationを車中泊使用
Anker 757 Portable Power Stationの定格出力：1,500W、バッテリー容量：1,229Whを踏まえると、車中泊としてイメージする「車中飯」や電気毛布を使用し、真冬の極寒を快適に過ごすといった車中泊ライフは余裕で行えますし
車載冷蔵庫や電子レンジ、ドライヤー等、車中泊で家レベルの快適性を実現できるでしょう
料理ではトラベルクッカーを複数同時利用しながらタケルくんを使うこともできますので料理の効率化ができます。
電気毛布に関してはフル充電されていれば2晩は余裕で暖が取れる容量があります。
また、上記した通り、電子レンジを使うことができるので、電子レンジで調理できる食材を買い込み、ボタン一つで食事を用意することで食事にかかる時間の削減を行うこともできます。
さらに、容量に余裕があることから、たとえ次の日、ソーラー充電が上手くいかなかったとしても、電力不足に悩まされる事は稀でしょう。
Anker 757 Portable Power Stationの動作確度
ポータブル電源のAC出力を使用する場合、家電製品の消費電力がポータブル電源の定格出力を下回っていても出力周波数や波形によって正常に動作しない場合があります。
以下がAnker 757 Portable Power Stationの動作確度に関わるスペックです。
Anker 757 Portable Power Stationの動作確度：〇
- 出力波形：正弦波
- 出力V数：110V
- 出力周波数：50Hz/60Hz
動作確度とはPOTADEN.comオリジナルの指標であり、ポータブル電源のAC出力の仕様を元に正常動作の可能性を4段階評価したものです。
動作確度：◎ ・・・ 正弦波で出力され、周波数は50Hz/60Hzの両方対応した100V出力される商品。
動作確度：〇 ・・・ 正弦波で出力されるが、周波数が50Hzか60Hz片方対応。または100V以上で出力される商品。
動作確度：△ ・・・ 修正正弦波で出力される商品。
動作確度：× ・・・ 矩形波で出力される商品。
判断不能 ・・・ スペック情報不足により動作確度不明。
動作確度が「◎」もしくは「〇」の商品をPOTADEN.comはオススメします。
AC出力を使用する上で、動作確度に最も影響がでるのが出力波形ですが、Anker 757 Portable Power Stationの出力波形は最も理想的な形である正弦波で出力されるため
出力波形による不具合はないでしょう。
出力V数に関しては、110Vで出力されています。理想は100Vでの出力となりますが、現在日本で販売されている家電製品は海外旅行をすることを想定し、100V～240Vまで対応しているものが多いです。
そのため、出力V数は家庭用コンセントと差異はあるものの、これにより大きな問題が起きることは少ないでしょう。
周波数は50/60Hzの両方に対応している為、日本国内で購入した家電製品であれば周波数起因の問題はおきないでしょう。
ちなみに家電製品のACアダプタや底面には以下のようなラベルが貼ってあり、その製品が対応しているV数やHz数を見ることができます。
もし購入後使用を検討している商品がお手元にあるのであれば一旦確認するのも良いでしょう
この場合100～240V / 50～60Hz対応となる。
Anker 757 Portable Power Stationの携帯性
ポータブル電源の購入後、後悔しやすいこととして、大きさや重さがあげられます。
最近はポータブル電源が家電量販店で展示されていることもありますが、展示されている商品もかなり限られている為、こちらでは大きさと、重さのイメージをお伝えしたいと思います。
Anker 757 Portable Power Stationの大きさ/重さ
大きさについてですが、寸法は高さが約237mm 幅が約463mm 奥行が約288mmとなっております。
寸法情報のみでは大きさのイメージが湧きづらいと思いますので、当サイトではAnker 757 Portable Power Stationの寸法データを元に
たばことの比較を行える360度VIEWを用意しました
自由な角度から見ることができますので大きさをより体感できるでしょう。
重さは約19.9kgありますので、身近なもので例えるなら2Lの水、約10.0本の重さとイメージしていただけると実感が湧くかと思います。
【360度VIEW】
Anker 757 Portable Power Stationのランキング
携帯性を語る上で絶対的な大きさはもちろん大事ですが、ポータブル電源は使用用途を元に電源容量を決定し、その中から検討する人が多いかと思います。
そのため携帯性は結果論に過ぎないとも考えられるのですが、購入する前に
このポータブル電源は必要以上に大きくないのか
という視点で見るのも良いでしょう。
ここではPOTADEN.comに登録されている商品すべてのデータを元に、1kgあたりのバッテリー容量（Wh）と外径寸法（100cm）あたりのバッテリー容量(Wh)の順位をみていきたいと思います。
- 1kgあたりのバッテリー容量（Wh）：186位 （200商品中）
- 外径寸法（100mm）あたりのバッテリー容量(Wh)：28位/（200商品中）
ランキングの結果は上記の通りです。
ポータブル電源は多種多様な商品があるので、上記のランキングが高いほど良い商品だとは言えませんが
順位が高い商品ほど容量に対してコンパクトに作ろうという努力がされている商品ではないかとPOTADEN.comでは考えます。
ただし、こちらのランキングに関しては容量が大きいポータブル電源ほど良い順位になる傾向が見られている為、例えば200Wh級のポータブル電源を検討されている人については、この順位が悪くてもそこまで気にする必要はないでしょう。
また、こちらは家電製品全般の話ではありますが、小さく作る＝排熱処理が難しくなる傾向がある為
ランキングが高い商品に関しては「ファンの音がうるさい。。。」なんてこともあるかもしれません。
Anker 757 Portable Power Stationの類似商品一覧
こちらではAnker 757 Portable Power Stationとスペックが類似している商品を表示しています。商品によっては数が少なかったり、存在しない可能性があることをご理解ください。
また、類似商品が5商品以上ある場合はリロードするごとに商品内容が変わることをご理解ください。
| 商品イメージ |  |  |  |  |  |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | G1000 | ポータブル電源 R1500 | ポータブル電源 1000 Plus | AC180 | ポータブル電源 EB120 |
| 電源容量（Wh） | 1,183Wh | 1,152Wh | 1,264Wh | 1,152Wh | 1,200Wh |
| 定格出力 | 1,000W | 1,800W | 2,000W | 1,800W | 1,000W |
| コンセント数 | 4 | 2 | 3 | 4 | 2 |
| USB出力数 | 5 | 4 | 4 | 5 | 5 |
| DC出力数 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 |
| シガー出力数 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 重量 | 23.0kg | 16.7kg | 14.5kg | 16.4kg | 12.6kg |
| 値段 | 取り扱い終了 | 149,800円 | 168,000円 | 139,800円 | 99,880円 |
まとめ
それでは長くなりましたが、Anker 757 Portable Power Stationのレビューは以上となります。
本記事では基本スペックからどのような使用用途ができるのか、また大きさなどを細かく見てきたので、こちらの商品についての皆さんの理解度が上がったのではないかと思います。
ポータブル電源は多数の商品が存在し、用途により最適となる商品が異なってくるため、購入する商品を決定するのには体力が要りますが、こちらの記事がその手助けになれたのであれば幸いです。
また、当サイトではほかの商品の記事も掲載しております。商品一覧ページでは、求める条件を選択し、該当する商品を表示させる詳細検索もできますのでよかったら使ってみてください！
Anker 757 Portable Power Stationは以下より購入できます。
Anker
757 Portable Power Station
電池容量:
定格出力:
重量:
価格:
1,229Wh
1,500W
19.9kg
169,900円
価格調査日：2022/9/28